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2010年2月16日 (火)

例のあのパーツのさげ方

mimiの手作り屋さん、前回の記事NEWつるし台に初のつるし雛

訪問&コメントをくださったのりすけさん

例のあのパーツをつなげるにはどうすれば・・・

と質問してくださいました。

 

 

はっ

Σ(゚□゚(゚□゚*)

そうか・・・。そうだった。

パーツの作り方はUPしたけれど、つなげ方はまだだった・・・と

反省をしました

 

 

と、いうわけで

今回は、のりすけさんのリクエストにお答えして、

例のあのパーツのつなげ方をUPします

 

mimiとmamaの自己流ですが、

参考にしてくだされば嬉しいです

 

 

 

 

では、

まず、針について説明させてください。

 

 

これが、mimiとmamaが使っている針です。

Photo_2

   一番右が、縫い針です。

      これで、ちりめんをチクチク縫います。

 

   真ん中は、大きいパーツをブスッと突き刺す針です。

      すでに、つるし雛用の紐が通してあります。(左も)

 

   左も、パーツを刺す時に使いますが、小ぶりのパーツ用。

      だいたい、編み物を綴じる針くらいの大きさ&太さです。

 

 

 

これで、針の種類については、ご理解いただけたと思いますので、

続いて、紐について説明させていただきます。

 

 

 

最近では、「つるし雛用」という赤くて太めでしっかりとした紐が

売られていますが、

mamaが始めた当時は、大きな手芸店でも扱っていなかったので

よく、リリアンで代用していました。

大きいつるし雛を作るときには、

リリアンを2本どりにするなどの工夫をしていましたよ。

「つるし雛用」の紐は、アジアンノット用の紐くらいの太さがあります。

 

他には、手芸店に、

赤やピンク、紫、紺などで、アクリル系?の紐があって、

かなり太めではありましたが、これを使ったこともあります。

あられなどの小袋の口を、飾りで縛っている紐と似ています。

そういえば、縞々の紐もあったなぁ~。

 

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パーツをさげる時は、紐の長さを、

さげたいと思う1本分の長さより、少し長めに切ります

 

mimiとmamaは、心配性で、

「途中で足りなくなったら困るから」「あとで切ればいいし・・・」と、

30cmくらい余分に切って、

余らせてしまって、もったいないことをしたり、

長い紐のせいで、予定よりかなり大きいつるし飾りになってしまい

なんとなく間の抜けた感じに仕上げちゃったりします。

(TдT)

 

実は、前回UPしたNEWつるし台に初のつるし雛は、

30cm以上余分にしたために、

仕上がりが大きくなってしまったのです。

とほほ・・・(ノ_-。)

ただ今、プラスのパーツを制作中←もうすぐ仕上がります。

 

 

さげる本数は、

奇数が縁起が良いといわれています。

まず、

テーブルや床などの広いところに、

1本の紐に、どの順でパーツをさげるか、順に並べてみます。

その隣に、次の紐にさげるパーツを順に並べ、

同様にして、さげたい本数全てを並べましょう。

同じものが並ばないように(もしくは並ぶように)色具合いや、形など

縦や横の関係をよく見て、リハーサルします。

パーツに紐を通してしまうと、

やり直すのはなかなか大変なものですから、この時点でよく悩んで

順番をしっかり決めておくことをオススメします。

 

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例のあのパーツのさげ方は、

前回のNEWつるし台に初のつるし雛の方法で、説明しますね。

 

 

Photo_3

まず、

①パーツ用の針に紐を通して、端に結び目を作りました。

②次に、大きめのビーズを通します。 

 (前回の説明にも書きましたが)

 かわいいだけでなく、重りの役目もあります。

 紐がまっすぐ安定してくれます。

③そして、ひとつ目の例のパーツです。

 ここまで、ボンドは使用していません。

 

 

パーツの刺し方は、

「下から刺し、糸で結んだ所に出す」という方法です。

Photo_4

 

 

机や床に並べた各パーツを、下から順に刺していきます

1本分、全て刺し終わったら、次の紐の分も同様に刺し、

この調子で、全てを刺します。

①から③は、あくまでNEWつるし台に初のつるし雛のときの順で

つるし飾りによって、いろいろ変えています。

慣れてきたら、自分なりの工夫を楽しんでみてください。

 

 

稲取地方のつるし飾りは、

刺してしまうのは、かわいそうなので・・・と、

ブスッと針を刺さずに、

パーツの表面に紐が見えるかたちで渡していきます。

 

 

mimiとmamaも初めは、このことでずいぶん悩みましたが、

できあがりのきれいさと、安定さから、

刺す方式で、仕上げることにしました。

他地方のつるし雛は、刺しているところも多いので

結論的には、どちらでもいいのだと思います。

 

 

 

さて、実は、

刺しただけでは、その位置に固定できず、

ボンドなどで、とめる必要があります。

mimiとmamaは、木工用ボンドを使います。

黄色のボトルに赤いキャップの、木工用ボンドです。

乾くと透明になるので、安心して使えます。

 

 

例のあのパーツの場合は、

パーツの下の所に針を刺した位置に、ボンドをつけています。

ボンドは、紐とパーツの両方に絡むようにつけましょう。

Photo_5

固定したい位置(間隔)にパーツをスライドさせ、ボンドでとめます。

刺してしばらくはボンドなしでも、

パーツがズリ落ちてくることはありませんが、

日が経つにつれ、重力には勝てず、だんだん下がってきてしまい

その時になって、ボンドづけしようとしても、

ちょうどいい位置で、「乾くまでちょっと待ってて」が

できなくなるので、早めにボンドづけすることをオススメします。

( ´艸`)プププ

 

 

さて、だいぶ説明が長くなりました。

こんな下の方まで、ご覧くださって、ありがとうございます。

m(_ _)m

 

 

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のりすけさんへ♪

 いかがでしたでしょうか?

 こんな説明でおわかりいただけましたでしょうか?

 のりすけさんが聞きたいことが書けていますか?

 わかりにくかったら、ごめんなさい。

 よかったら、またmimiの手作り屋さんに遊びにきてください。

 お待ちしています

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コメント

やさしいお言葉、ありがとうございます。
今の私にはただただお礼を言うことぐらいしか
できませんが・・・mimiさんのお言葉に
たくさん助けられてきました。
何度かメッセージをいただいていたのに
一度もお返事できず、申し訳ないです(;_;)
まとまりのない単語の集まりでしかないですが、
お礼だけはどうしても伝えたいと思い、
コメントさせていただきました。
本当に、本当にありがとうございます。
これからも頼りにさせてください(>_<)

投稿: pico・ | 2010年2月17日 (水) 15時41分

今回のつなげ方、勉強になります。
( ̄人 ̄)
私はぬいぐるみ用の針(長さは15位)を使って、えんじのリリアン2本どりでつなげましたが、ボンドは使いませんでした。パーツの上下で念入りな玉結びをしただけだったので…ちょっと不安
(=_=;)
姪っ子誕生祝いに姉にプレゼントしてしまったので、補修も難しいし…
今またひな飾りを作っているので、それを届けたドサクサでコッソリボンドを付けて来ようかな〜なんて…
すっかり親バカならぬ叔母バカです
(^_^)v

投稿: くろぴ | 2010年2月18日 (木) 01時33分

pico*さんへ♪
お礼なんてとんでもないです。
こちらこそ、わざわざありがとうございます。
こうやって、また、pico*さんとお話できること、嬉しく思います
無理をしないでくださいね。
でも、pico*さんが元気になってくれると私も嬉しいので、復活を楽しみにして待っていますよ
ゆっくり、ゆっくり進んでいきましょうね
実は、今日は、mimiもかなり凹んでいましたが、
pico*さんのメッセージに救われました。
ありがとうございます。

投稿: mimi | 2010年2月18日 (木) 22時08分

くろぴさんへ♪
今年もまた作られるんですね?
すごぉ~い
お手間がかかることなのに、姪御さんへの愛情を感じます
お姉さまにも喜ばれますね
さて、パーツの固定の方法ですが、実は、mamaも最初は、
くろぴさんと同じように、玉結びで留めていました。
でも、なかなか「ここだ!」というちょうどいいポイントに玉結びを作るのは大変で、遠目からチェックしたとき、「あぁ、もうちょっと下だったかなぁ」なんてときに、やり直すのが大変そうでした
ボンドにしてからは、乾かないうちならスライドできるし、もちろん、紐を通したばかりなら、ズリ落ちることがないので、「ちょっとここで待っててね」と仮の位置を遠目でチェックし、「よしっここだ!」って所でボンドをつけていましたよ。
見た目にもスッキリするし、案外いいみたいです。

投稿: mimi | 2010年2月18日 (木) 22時37分

初心者にわかりやすく説明していただきありがとうございました。
針に関してですが、縫い針などは分かりましたが、吊るし飾りの紐を通す針がなかなか見つからず、どのような針を使用すればよろしいのでしようか?ぬいぐるみ用などの針でやって見たのですが太くて残念な結果になりました。
お教え願えれば幸いです。

投稿: 類家 栄子 | 2021年2月27日 (土) 16時07分

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